喪中はがきは、10月から12月上旬までに出すのが一般的です。
出す時期、書き方、文例のほか、買った年賀はがきの扱いまで、まとめました。
先に、押さえておきたい3つです。
- 出す時期は10月〜12月上旬。先方が年賀状を準備する前に届くようにする
- 間に合わないときは、年明けに寒中見舞いで知らせる(松の内が明けてから立春ごろまで。地域で違う)
- 買った年賀はがきは、販売期間内なら、郵便局の窓口で無料で交換できる(簡易郵便局を除く)
喪中はがきはいつまでに出す?
一般的には、10月から12月上旬に出します。
先方が年賀状を準備したり、投函したりする前に届くようにするのがポイントです。
2027年用の年賀はがきは11月2日に発売され、年賀状の引受(受付)は12月20日から始まります。

| 状況 | 知らせ方 |
|---|---|
| 11月ごろまでに不幸があった | 喪中はがきを出す。12月上旬までに届くように、早めに用意する |
| 12月に入ってから不幸があった、または間に合わなかった | 年明けに寒中見舞いを出す。喪中だったことと、はがきが遅れたお詫びを添える |
寒中見舞いは、松の内(1月7日)が明けてから、立春(2月4日ごろ)までに出します。
関東は1月8日ごろ、関西は1月15日ごろから出す、というならわしもあります。
喪中にするのは誰?誰に出す?
喪中にする範囲に、決まったルールはありません。
目安としてよく言われるのは、自分と配偶者の二親等以内です。
父母や子、祖父母、兄弟姉妹、孫が入ります。
二親等に入っていても、祖父母や義理の兄弟姉妹は、喪中にするかどうかが人によって分かれます。
逆に、親等が離れていても、親しかった人や同居していた人については、知らせてかまいません。
最終的には、故人との付き合いの深さで決めます。
続柄ごとの目安は、次のとおりです。
| 故人 | 喪中にする人の目安 |
|---|---|
| 父母・子・兄弟姉妹・義父母 | ほとんどの人が喪中にする |
| 祖父母・義兄弟姉妹 | 人によって分かれる(付き合いの深さで決める) |
| 曽祖父母・伯叔父母・いとこ | ほとんどの人は喪中にしない |
喪中はがきを出す相手は、毎年年賀状をやり取りしている人です。
連絡せずに年賀状を出さないと、失礼になるとされています。
親しい友人には、メールで伝える方法もあります。
ただ、一斉送信のメールやLINEは避けたほうがよいとされています。
喪中はがきの書き方と文例
書き方のルールは、次のとおりです。
- 「年賀」は祝いの言葉なので使わず、「新年」「年始」「年頭」と書く
- 句読点は使わず、行頭の一字下げもしない
- 「逝去」は敬語なので使わず、「永眠」「他界」などと書く
- 引っ越しや結婚、出産などの報告は書かず、別の便で知らせる
- 切手は弔事用を使い、文字は薄墨か黒にする
文例は次のとおりです。
〇の部分は、自分の事情に合わせて書き換えてください。
故人との続柄・亡くなった月・年齢を入れる形にしています。
決まった型ではなく、上のルールに合わせて書いた一例です。
喪中につき年頭のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます
本年〇月に父〇〇が〇〇歳にて永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
皆様のご健康をお祈り申し上げます
令和八年十一月
(住所・差出人の氏名)
喪中はがきを用意する方法
喪中はがきの郵便料金は、通常はがきと同じ85円です。
はがきに切手を貼るときは、弔事用の切手を選びます。
用意の方法は、次の3つです。
| 方法 | 向いている人 | 押さえること |
|---|---|---|
| 自分で作る(印刷・手書き) | 枚数が少ない | 上の書き方のルールを守る。薄墨か黒で書く |
| 郵便局の喪中はがき印刷 | 窓口で頼みたい | カタログから申し込む。申込は2026年12月23日(水)まで。ご自宅などに届く。宛名印刷は有料オプション |
| 民間のネット印刷サービス | ネットで注文したい | 会社ごとに、申込の締切・料金・届くまでの日数が違う |
郵便局の申込は12月23日までです。
ただ、先方に届けたいのは12月上旬までなので、印刷を頼むなら、目安として、11月のはじめに申し込むと余裕があります。
ネット印刷サービスを選ぶときに見る4つ
日本郵便の案内ではなく、選ぶときの目安です。
- 申込の締切(12月上旬までに届けたい日から、印刷と配送の日数を逆算する)
- 届くまでの日数と送料
- 宛名印刷が付くか(住所録を使えるか)
- 投函代行などの付帯サービスがあるか
買った年賀はがきがあるときは、無料で交換できる
近親者の不幸で年賀状を出せなくなったときは、すでに買った年賀はがきを、郵便局の窓口で無料で交換できます。
交換できるもの、交換先、手続きは、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交換できるもの | お年玉付き年賀はがき(四面連刷・インクジェット紙・くぼみ入り・寄付金付きを含む)、寄付金付きお年玉付き郵便切手 |
| 交換先 | 普通切手(弔事用切手を含む)、通常はがき、往復はがき、郵便書簡、特定封筒(レターパック封筒・スマートレター封筒) |
| 手数料 | 無料 |
| 場所 | 簡易郵便局を除く、すべての郵便局の窓口 |
| 手続き | 窓口で服喪であることを伝え、備え付けの請求書に、請求する人の住所・氏名と、亡くなった方との続柄などを書く |
| 期間 | その年賀はがきの販売開始日から、販売期間の終了日まで(2027年用は2026年11月2日〜2027年1月15日) |
注意したいのは、次の3つです。
- 無料交換の対象は、その年度の年賀はがきです。
いま手元にあるのが去年までの年賀はがきなら、通常切手や通常はがきへの交換になり、手数料がかかります - 年賀状印刷やお手軽年賀を交換に出すときは、印刷代を除いた料額ぶんの交換になります
- 交換先の通常はがきには、喪中印刷や挨拶文入りの喪中はがきなど、絵柄の印刷代を含むものは入りません。
印刷済みの喪中はがきを、窓口の交換で受け取ることはできません
細かい条件は、日本郵便のページで確認してください。
2027年用の年賀はがきの発売日や値段は、次の記事にまとめています。

よくある質問
- 喪中はがきは、いつまでに出せばいいですか?
-
一般的には、10月から12月上旬までです。
先方が年賀状を準備する前に届くようにします。 - 12月に入ってから不幸があったら?
-
喪中はがきが間に合わないので、年明けに寒中見舞いを出します。
喪中だったことと、知らせが遅れたお詫びを添えます。 - 喪中はがきに「年賀」と書いてもいいですか?
-
「年賀」は祝いの言葉なので、使いません。
「新年」「年始」「年頭」と書きます。 - 喪中にする範囲は、どこまでですか?
-
決まったルールはありません。
自分と配偶者の二親等以内が目安ですが、祖父母などは人によって分かれます。
迷うときは、家族で相談して決めます。 - 買った年賀はがきは、どうなりますか?
-
近親者の不幸で使えなくなったときは、販売期間内なら、郵便局の窓口で通常切手などに無料で交換できます。
簡易郵便局では手続きできません。
出典と確認日
確認日は2026年10月20日です。
日本郵便の案内は変わることがあります。

