琴引浜(ことひきはま)は、京都府京丹後市にある「鳴き砂」の浜です。この記事は、2024年の初夏にここでタイドプールの磯遊びをしてきた体験記です。アクセスや駐車場、守りたいルールは、2026年10月19日に公式の案内で確かめ直しました。
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先に要点をまとめます。
- 磯遊びをしたのは、浜の東側の岩場の手前です。大小のタイドプール(潮だまり)がたくさんありました
- 生き物は観察して、海に戻すのが基本です。貝類や海藻類の多くは漁業権の対象で、無断で採ると罰則のおそれがあります(京都府)
- 海水浴場の開設期間(2026年は7月4日〜8月23日)は、駐車場が有料です。浜辺でのバーベキュー・喫煙・花火は禁止です
- 僕は3時間ほど滞在して、生き物の観察と貝殻拾いを楽しみました
琴引浜の概要
京丹後市の観光案内によると、琴引浜は全長1.8kmにわたる鳴き砂の浜で、人工物のない白砂青松の海岸です。国の天然記念物にも指定されています(2007年指定。京都府レッドデータブック)。
砂を歩くと、砂に含まれる石英の粒がこすれて、キュッキュッと音がします。
| 所在地 | 京都府京丹後市網野町掛津 |
| 電車・バス | 京都丹後鉄道「網野駅」から丹海バスで「琴引浜」下車、徒歩約12分(京丹後市の観光案内。ページの更新は2021年。時刻は事前に確認してください) |
| 駐車場 | 海水浴場の開設期間(2026年は7月4日〜8月23日。海水浴場の営業時間は9:00〜17:00)は500台。普通車1日2,000円、バイク1日1,000円。開設期間外の料金や運用は、公式の案内に記載がなく、確認できていません。僕が行った時期は開設前で、そのときの駐車場の様子は記録が残っていません |
| シャワー・トイレ | あり(開設期間。水シャワーは無料、温水シャワーは100円/90秒) |
| バーベキュー | 浜辺では禁止。キャンプ場内のBBQコーナーは有料(2,000円。デイキャンプは3,000円) |
| ペット | 同伴できます。リードの着用や排泄物の後始末など、飼い主のマナーが求められます |
| 問い合わせ | 京丹後市観光公社 0772-72-6070 |
| 公式ページ | 琴引浜掛津海水浴場(京丹後ナビ) |
※表は、2026年10月19日に京丹後ナビ(京丹後市観光公社)で確認した「掛津(かけづ)海水浴場」の内容です。琴引浜には、ほかに「遊(ゆう)海水浴場」があり、開設期間は異なります(2026年は7月18日〜8月16日。京丹後市)。料金や期間は毎年変わるため、行く前に公式で確認してください。
琴引浜の魅力
鳴き砂
琴引浜の砂は、踏むとキュッキュッと音を立てる「鳴き砂」です。砂が汚れていると鳴かなくなるため、地元の方々が浜の清掃を続けています。浜辺での喫煙などがルールで禁じられているのも、鳴き砂を守るためです。
僕が行った日は、海藻や流木、ゴミなどが一切落ちておらず、めちゃくちゃ綺麗な砂浜で感動しました!
景観
白い砂浜と松林、澄んだ海が広がっていました。
琴引浜での遊び方
磯観察
潮が引くと現れる磯場には、カニや小魚、貝などの生き物がいます。バケツがあると、見つけた生き物を少しのあいだ観察できます。観察したら、元の場所へ戻します。
大人でも夢中になって楽しめました。

今回は磯観察がメインで楽しんできました!
貝殻拾い
浜辺には、きれいな貝殻が落ちています。ただ、貝殻の中にヤドカリなどの生き物が入っていることがあります。拾うときは中を確かめて、生き物がいたら戻してあげてください。
海水浴・シュノーケリング
海水浴や遊泳は、海水浴場が開設されている期間(2026年は7月4日〜8月23日)に、遊泳区域で行います。僕は今回、泳いだりシュノーケリングをしたりはしていません。遊泳できるかどうかは日によって変わるため、行く日は京丹後ナビの遊泳可否・駐車場の混雑情報で確認してください。
タイドプールで遊んできた!
ここからは、2024年の初夏に訪れたときの記録です。写真もそのときのものです。
琴引浜の東側に岩場が見えたので、向かってみました。


西の方は砂浜が広がっていますが、今回の目的はなんといってもタイドプール。
砂浜なんて目じゃありません(笑)


生き物が生息しているオーラが半端無い!!
ただ、波が少し荒く、子ども連れには危なそうだったので、この岩場そのものでは遊ばないことにしました。


そして岩場の目の前には、タイドプールだらけ!!
最高の磯遊びポイントを発見です。


大小のタイドプールが所せましとあるので、さっそく生き物探しです。


貝殻と小さなカニを見つけました!



かわいい💛


他のタイドプールも次々と見ていきます。
すると、集めた貝殻の中に、何やら蠢く貝殻が・・・
なんとヤドカリ!テンションMAXです(笑)
結局なんやかんや捕まえて、すっかり童心に返ってしまいました。
捕まえた生き物
- ヤドカリ×6
- 小魚2種類×3(何の魚かわかりませんでした)
- ムラサキウニ×2
- カニ×2
3時間ほどの滞在で、生き物観察と貝殻拾い、ゆったりした休憩を楽しんで、十分満喫できました✨
もちろん最後は、全部優しく海へ戻して、さよならしました♪
貝類・海藻・タコなど、漁業権の対象になる生き物は、無断で採ると罰則があります。ウニなど、対象かどうか自分で判断できない生き物は、触って観察しても、持ち帰らないでください。詳しくは、次の見出しで説明します。
磯遊びのルールと注意点
生き物は採らない・持ち帰らない
京都府の案内(磯遊びのルール。2024年10月4日更新。2026年10月19日に確認)には、次のように書かれています。
- 沿岸の貝類や海藻類の多くは、漁業権の対象です。漁業権を持たない人が対象の生き物をとると、漁業権の侵害(密漁)として告訴され、100万円以下の罰金が科される可能性があります
- たとえば、ほとんどの海域で漁業権の対象とされている「たこ」を竿で釣ることも、漁業権の侵害になります
- あわび・なまこは採捕が禁止されています(違反すると3年以下の懲役または3,000万円以下の罰金)
- 遊びで使える漁具・漁法は限られています(さお釣・手釣、たも網・さ手網、やす・は具、徒手採捕など)
ウニ・カニ・ヤドカリについては、このページに記載がありません。これは京都府の一般的な案内で、琴引浜の漁協ごとの取り決めまでは確認できていません(法的な判断をするものでもありません)。判断に迷う生き物は持ち帰らず、京都府の水産事務所(0772-25-0129)などに確認してください。
なお、京丹後市では、琴引浜の中央付近(太鼓浜・大岩の周辺)で、漁業権の対象のサザエ・タコ・海藻などを、漁師証を買って1日限定で採れる「一日漁師体験」(有料)が行われています。2025年は6月15日〜8月17日の9:00〜15:00でした。2026年以降の開催は、確認できていません。
鳴き砂を守るルール
鳴き砂は、タバコの灰などが混ざると鳴かなくなります。琴引浜では、喫煙・花火・キャンプが条例で禁止されています(京丹後市)。海水浴場の禁止事項には、バーベキューも含まれます。ゴミは持ち帰りましょう。
潮の満ち引き
満潮になると、磯場が水没することがあります。出かける前に、気象庁の潮位表などで干潮の時間を確かめましょう。波が高い日は、無理をしないでください。
滑りやすい岩
磯の岩場は滑りやすいため、しっかりとした靴を履きましょう(できればマリンシューズが好ましいです)。
お子様連れの場合は、絶対に目を離さないようにしましょう。
海水浴場が開設されていない時期の、監視の体制やトイレ・シャワーの運用は、公式の案内に記載が見つかりませんでした。行く前に、京丹後市観光公社(0772-72-6070)で確認すると安心です。
日焼け対策
長時間の外遊びになるため、日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなどして、日焼けを防ぎましょう。
日焼け止めの商品例です(使用感の記載はありません)
琴引浜の周辺の観光スポット
琴引鳴き砂文化館
鳴き砂に関する体験型の資料館です。
蒸 五箇サウナ(むす ごかサウナ)
古民家を使った、貸切制のサウナです。囲炉裏で食事もできます。完全予約制で、峰山町にあるため、琴引浜とは別のエリアです(車がおすすめと案内されています。2026年10月19日に公式サイトで確認)。
離湖(はなれこ)
周囲約3.8kmの、京都府最大の淡水湖です。湖の中には陸続きになった離山が浮かび、湖畔には岡一号古墳と離湖公園があります。


まとめ
琴引浜は、鳴き砂の浜を歩きながら、タイドプールで生き物を観察できる場所です。僕は3時間ほど、大人も童心に返って楽しみました。
出かける前に、海水浴場の開設期間と駐車料金、潮の時間、磯遊びのルールを確かめておくと、安心して遊べます。生き物は観察するだけにして、鳴き砂の浜を、次の世代にも残していきましょう。
関西のタイドプールなら、和歌山の海も参考になります。千里の浜(和歌山)の訪問記はこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。











