もうすぐジメジメとした『梅雨』の季節がやってきますね。
6月から7月にかけての約一ヶ月半の間、気温と湿度が上がるダブルパンチな訳ですが
実はお肌への悪影響もあることはあまり知られていません。
本記事ではその問題をクリアし、お肌を状態を適切に保つ方法を解説して行きます。
この記事を読めばわかること
ぜひ最後まで読み進めてみて下さい。
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梅雨の肌トラブルを解決するポイントとは
- 適切な洗顔
- 保湿とバランス
- 毛穴ケア
- 日焼け対策
この4つのポイントが梅雨の肌トラブルを解決する大事なポイントになります。
それでは具体的に順を追って解説を進めて行きます。
梅雨の季節とは
梅雨の季節がやってくると日本全国でジメジメとした日々が続きますね。
梅雨は一般的に6月から7月にかけての約1か月半の間で、多くの地域で連日の雨模様が見られます。
天気予報を見ても傘マークがずらりと並び、雨具の出番が多くなります。
気温も上がり始め湿度も急上昇。
湿気が多く、洗濯物が乾きにくかったり部屋の中がムシムシと感じられたりすることが多いですよね。
特に梅雨の終わり頃には蒸し暑さが一層増し、エアコンや除湿機がフル稼働する家庭も少なくありません。
だからと言って雨が多いからといって外出を避けるわけにもいかず、私たちはこの湿気とどうにかして付き合っていく必要があります。
特に肌にとってこの時期は試練の時。
湿度と気温の変化が肌にどんな影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう。
肌への影響
湿度と肌の関係
梅雨の季節に真っ先に感じるのは湿度の高さですよね。
この湿度が肌にとってプラスになることもあれば、マイナスになることもあります。
まず、湿度が高いことで肌の乾燥は防ぎやすくなります。
空気中の水分が多いため肌の水分が蒸発しにくく、しっとりとした状態を保ちやすいのです。しかしこれが過剰になると高湿度環境では、汗や皮脂の分泌が活発になりがちです。
これが原因で毛穴が開きやすくなり、そこに皮脂や汚れが溜まりやすくなる
毛穴が詰まると、ニキビや吹き出物ができやすくなるのは悩ましいところ。
湿度が高いと肌がべたつきやすくなり、それが原因で不快感を感じることも少なくありません。
これらの問題を防ぐためには、湿度対策と適切な肌ケアが欠かせません。
皮脂とニキビ
梅雨の湿度が肌に与える影響の一つが、皮脂分泌の増加です。
湿気が多いと皮脂腺が活発になり通常よりも多くの皮脂が分泌されます。
これが問題になるのは過剰な皮脂が毛穴を詰まらせ、ニキビや吹き出物の原因となるからです。
特に脂性肌の人にとってはこの時期は辛いものがあります。
皮脂が多いと肌がテカリやすくなりメイクが崩れやすくなるだけでなく、毛穴が目立ちやすくなります。
このような状態を防ぐためには日々のスキンケアが重要です。
具体的には適切な洗顔、保湿、そして毛穴ケアが求められます。
梅雨時期の肌ケアのポイント
1.適切な洗顔
梅雨の季節には、特に洗顔が重要になります。
洗顔は肌に付着した汚れや余分な皮脂を取り除くための基本的なステップです。
しかし、洗顔の方法や回数には注意が必要です。
まず洗顔は朝晩の1日2回が基本です。
過剰な洗顔は肌のバリア機能を損ない、逆に皮脂の分泌を促してしまうことがあるため適度な洗顔が重要です。
洗顔料は自分の肌質に合ったものを選び、優しく洗い上げることがポイントです。
ゴシゴシと力を入れて洗うのではなく、泡を転がすように優しく洗うことで肌への負担を減らします。
2.保湿とバランス
湿度が高い梅雨の季節でも、保湿は欠かせません。
ただし、保湿剤の選び方には注意が必要です。
重たいクリームタイプの保湿剤は、べたつきが気になる場合があります。
そのため軽い保湿剤、特にジェルタイプのものを選ぶと良いでしょう。
また、保湿のタイミングもとっても重要です。
洗顔後やシャワー後、肌がまだ湿っている状態で保湿剤を塗ることで肌の水分を逃がさずに閉じ込めることができます。
3.毛穴ケア
梅雨の季節には毛穴のケアも欠かせません。
湿度が高いと毛穴が開きやすく、そこに皮脂や汚れが溜まりやすくなります。
このような状態を防ぐためには定期的な角質ケアが必要です。
角質ケアにはスクラブやピーリングジェルなどがありますが、肌に優しいクレイマスクもおすすめです。
クレイマスクは毛穴の汚れを吸着し、肌を清潔に保つのに役立ちます。
週に1~2回の使用で毛穴の詰まりを防ぎ、肌の状態を整えます。
上位にランクインしている人気のあるクレイマスク
4.日焼け対策
梅雨だからといって、日焼け対策を怠ってはいけません。
曇りの日でも紫外線は降り注いでおり、肌にダメージを与える可能性があります。
日焼け止めをしっかりと塗ることが大切です。
日焼け止めは軽いつけ心地の製品を選ぶと良いでしょう。
ベタつかず肌にサラッと馴染むタイプのものが使いやすく快適です。
また、日焼け止めは汗や皮脂で落ちやすいためこまめに塗り直すことを忘れないようにしましょう。
除湿器の活用
梅雨の季節には除湿器の活用も非常に効果的です。
高湿度環境を和らげるために室内の湿度をコントロールすることが重要で、除湿器を使うことで室内の湿度を適切なレベルに保つことができます。
これにより肌のべたつきを軽減し、快適な環境を作ることができます。
また除湿器は洗濯物の乾燥にも役立ちます。
部屋干しの洗濯物が乾きやすくなり、カビやダニの発生も防ぐことができます。
除湿器の選び方としては部屋の広さや使用頻度に合わせて適切な容量のものを選ぶように注意して下さい。
また空気清浄機能がついた除湿器もありますので、空気の質も向上させることができます。
理想的な湿度
除湿器を使用して室内の湿度を適切に保つことは、肌の健康を維持するために非常に重要です。
この湿度の根拠としては3点の理由があります。
肌の保湿効果
40%から60%の湿度は肌の水分を適度に保つのに最適です。
この範囲の湿度は肌の乾燥を防ぎ、しっとりとした状態を維持します。
除湿器で無くても、湿度計があるだけでもお手入れの目安になりますね
皮脂分泌のバランス
適切な湿度は皮脂の過剰分泌を抑え、ニキビや吹き出物の発生を防ぎます。
湿度が高すぎると皮脂分泌が増え毛穴が詰まりやすくなるため、40%から60%の範囲が理想的です。
快適な生活環境
この湿度範囲は肌だけでなく呼吸器系にも良い影響を与え、カビやダニの発生を防ぐため健康的な生活環境を維持できます。
まとめ
梅雨の季節の肌への影響
- 汗や皮脂の分泌が活発になると毛穴が開き、皮脂や汚れが溜まる
- 皮脂線が活発になり、通常よりも多くの皮脂が分泌される(ニキビの原因)
湿気対策と保湿のポイント
- 洗顔は朝晩の1日2回
- 梅雨の時期でも保湿は必要
- 毛穴汚れを除去する(クレイマスクがおススメ)
- 日焼け止めを小まめに使用する
- 除湿器を活用する(40%~60%の湿度を維持する)
梅雨の季節は肌に多くの影響を与えますが適切なケアを行うことでこれらの問題を防ぐことができます。
湿度対策と保湿、洗顔や毛穴ケア、そして日焼け対策をバランスよく取り入れることが大切です。
日々のケアをしっかりと行い、梅雨の時期を快適に過ごしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。