【少年野球チーム選び】経験者が語る親目線のチェックポイント

少年野球チームの選択は、子どものスポーツ経験において非常に重要な決定です。チームごとのコーチや環境・方針・費用の3点が 親御さんにとって一番気になるポイントかと思います。実体験をもとに皆様の参考になればと思いお伝えします。                                       ご家庭の方針に沿ったお子様の成長の方向性を決める指針として参考にしてみてください♪

                       

1.費用

少年野球には、月謝のほかに、入会金やユニフォーム、道具の購入費用など、さまざまな初期費用が伴います。

実際に通っていたチームの費用を例に挙げますので参考にして下さい。

Contents

実際にかかった費用

絶対必要な費用

項目価格特記
団費(月謝)¥4,000/月                   
入会金¥0
大会費用¥0
ユニフォーム代¥7,000消耗品なので破れが酷くなれば買い替え、穴開き程度なら補修
グローブ¥20,000ピンキリですが、小3から始めて1度だけ買い換えました
バット¥0チームが保有しているバットを使用していました
スパイク¥8,000
アップシューズ¥4,000※アップシューズとは練習用の靴のことです
積立金¥0
スポーツ保険¥500
交通費¥500車の乗り合いで試合場所へ向かう時は車出しをして下さった方に¥500渡していました
遠征費¥0遠征と言う遠征は無かったです(全国大会出場レベルになると発生するでしょう)
合宿代¥8,000/1人1泊2日、親も同行であれば2倍かかりました
チームによって費用が変わりますので参考程度にして下さい。

3年間通わせたので大体ですがトータル20万円ほどでしょうか。

6年通わせると単純計算で少なくとも40万円は必要だと思います。

一見高いと思いますがスポーツを通じて、競技を通じて一生懸命な姿や成長していく姿、一致団結して目標に向かって行くと言う環境に身を置けると思えば僕は安いもんだと思いました。

ましてや、プロ野球選手にもなれば一瞬でペイできます。そう考えれば安い投資です笑

費用面でチームを選ぶのはご自身の収入と照らし合わせて一考下さい。

絶対必要ではないが、その他買い揃えた野球用品

項目費用特記
バッティング手袋¥3,000                              
練習用のシャトル等¥1,000

その他安く済ませる方法としては

これは友達や親戚で野球をしていた方からのお下がりを頂戴する、リサイクルショップなどで中古品を購入する方法がありますね。

2.環境

費用面よりも大事なポイントになります。                                    コーチの人数、チームの人数や当番・練習環境について参考にして下さい。

コーチ・チームの人数

コーチの人数について

こちらは多ければ多いほど、子供たちに指導が行き届きます。

通っていたチームではコーチ4名で担当の学年を決めて采配しておられました。

保護者の方の中には当然野球経験者の方もおり、チームのお手伝いとコーチの補助と言う形で子供に教える立場の人もいらっしゃいました。心強いですよね!

自身が経験が無くともお手伝いはする気持ちがあれば良いですね。保護者間の中でも重宝されますし子供と一緒に何かに取り組む、という事は貴重な時間です。

反面、保護者の手伝いをルールで決めている所もあります。決まっていればわかりやすいのですがルール化されていないけど「やらないといけない」圧や空気があるチームも少なからずあります。

もちろん緩~いチームも全然ありますが、強豪チームほど保護者も動いている傾向にあると思います。

うちのチームは比較的緩いけど、多少保護者がサポートしていたって言う感じでした。(親側は楽でした)

チームの人数について

こちらは見た目で判断しやすいポイントになるので必ずチェックして欲しいポイントです。

人数が少ない場合

  • 試合形式での練習が出来ない
  • 公式戦では他のチームとの合同チームを組むことがある(昨今野球人口が減っているのでこのパターンは多い)
  • そもそも試合が出来ない

人数が多い場合

  • レギュラー争いが生じる。切磋琢磨が生まれて良い
  • 人数が多すぎると試合に全く出れない子供も出てくる事もある。
  • 保護者間でも派閥が生まれやすい
  • 試合形式での練習を行うなど練習環境に困る事はないでしょう。
  • コーチ、監督の目が行き届かない恐れがある

ご覧の通り人数が多ければ良い、と言うわけでもありません。                       実際に見て、多すぎず・少なすぎずが人数的に見ると一番良い環境に当たります。

当番制について

当番制の有無や中身についても重要な親目線の選ぶポイントですね!

当番はしたくない!と言う方や子供の為なら動きます!と言う方も半々くらいでしょうか。

考え方の問題ですが「したくない」と言っても当番の中身によっては楽でラッキー!ともなる可能性も十分ありますし何より大概のスポーツや習い事では何かしら親がサポートしないといけない事が多いです。

なので当番はしないといけない前提で、どんなことをしないといけないのか?の中身で判定したらいいと思います★

全くノータッチでOKというチームはなかなか無いでしょう。

そう謳っていても、何かしらあるものです。

実際にやっていた当番

  • お茶出し(試合中や練習中に監督・コーチ・審判の方々にお茶を配る)
  • 試合中の得点や成績の記録
  • 夏場のドリンク保管用の氷を持っていく
  • 正月練習はじめの炊き出し

保護者の有志でやっていた事

  • スポーツドリンク等の差し入れ
  • 車出し
  • テント設営の手伝い

言っても負担の少ない事ばかりなので重労働をさせられるという事はありません。

保護者との付き合い

 チームによっては特定の保護者同士の仲が悪い、派閥があると言ったことがざらにあります。            うちのチームでは派閥は無くそれなりに全体的に良好な関係がありましたが特定の人同士の仲が悪かったです。

 片方の肩を持つわけにも行きませんので精神的にしんどいと言うより面倒でしたね(笑)

人それぞれ、合う合わないがありますので考えても仕方ありませんが子供に影響が出ないようにしなければなりません。

うちのチームのその当事者達は子供の悪口まで言い合っていたので最悪でした笑

何にせよ全く誰とも関わらないのは無理ですので常識・良識を持って接していればどんなスポーツ・どんなチームでも大丈夫ですよ!

練習環境(場所)

少年野球であれば小学校のグラウンド、近隣の公園になりますので練習環境に不自由する事はあまりないと思います。

ですが自主練習となると昨今「ボール禁止」の公演も多いですし、禁止で無くとも扱うボールは軟式と言えど「硬い」です。

勢いよく当たれば、打ち所が悪ければ怪我では済みません。

ルールを守って周囲の確認をし、慎重に練習をすることを忘れないで下さい。

そして費用がかかりますが、たまにはバッティングセンターで練習させてあげて下さい。                スピードの調整ができますし、思いっきり打球を飛ばせるのは気持ちよく実践に近い練習法となります。

3.方針

チームの方針が子供にとって一番影響する部分だと考えています。どれだけ良い環境・良いメンバーに恵まれていても監督の方針が合わない場合もありますし慎重に決めて欲しいポイントになります。

ではどのような方針があるのか簡単に2パターンに分けてご紹介します!

勝利至上主義

文字通り試合に勝ち、全国制覇を第一に考えているチームの事です

僕が見てきた多数のチームの中には例年全国へ行くような強豪チームが当然いました。

一見親目線からすると「強いチーム=良い監督がいて、切磋琢磨できる強い子が集まる」イメージがありますが必ずしもそうとは限りません

確かに素晴らしいチームが多数を占めるのですが経験した中で一番最悪だったチームの状況を紹介します。(チーム名は当然伏せます)

  • ファインプレーをしても褒めない
  • ミスすると怒られるプレッシャーで子供たちの笑顔が無い
  • 監督が怒ると物に当たる
  • 監督がいじめ紛いの暴言を吐く(本当にひどかったです、ミスもしてないのに試合中ずっと全員に言ってました)

部外者でしたが、抗議しようかと思いました

お子様がチームに入るか判断する為の体験時は入ってほしいので優しく対応されます

一番素が出る試合等を見学させてもらう事ができればそのチームの本当の風土が見えます。

満遍なく面倒を見てくれるチーム

試合に勝つ事も大事だけど、野球を通じて子供の成長を育んでくれるチーム。

こういったチームが親目線としては良いかなと思いますがどうしても勝利至上主義のチームの方が強い傾向があります。     (あくまで主観になりますが)

試合にもうまく全員を使えるよう采配してくれると嬉しいですね。その辺はチームの入る前の説明にもあるかと思います。

ですが、大事な試合の大事な場面で本当に誰でも試合に出すのか?と言えばここまでは期待してはダメです。

やはりチームとしても実績が必要ですしある程度のレギュラーメンバーは軸としてチーム運営していきます。

6年生になるとある程度のメンバーと使い方が決まってきますので、ご自身のお子様が「試合に出られない」パターンもはっきりわかってきます。こちらは勝利至上主義においても同様です。

方針についての結論

ズバリ、子供を大事にする風土を感じられつつチームの実績があるところが一番良いです!

さいごに

お子様の大事な6年間まで預けるチーム。お金もかかるし親も動かないとダメ、無駄にしない為にも

最低2チームは体験・見学に行き説明を受けること

この記事を踏まえてご家庭の考え方に沿ったチームを是非選んでください。

3、4チームの体験・見学という事になると練習場所がどんどん離れていきますので負担にもなってきます。

重々よくお考えになって下さい!

以上、【少年野球チーム選び】経験者が語る親目線のチェックポイントでした☺

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この記事を書いた人

元V系バンドマンとして10代からメイクに励み、サラリーマンになってからは「安全」のプロとして無災害記録15年継続中。
中年に差しかかり、やればやるほど磨きがかかる美容に取り憑かれてます。
人生あと半分、「かっこよく・豊かに」なれる情報を発信しています。

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