毎年5月5日に祝われる子供の日は子どもたちの健やかな成長を願い、家族の絆を深めるといった趣旨の祝日です。端午の節句・鯉のぼりがお馴染み、「こどもの日」の背景と2024年最新の男女年代別プレゼント情報をお届けします！
こどもの日とは？
主旨
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する（祝日法第178号）
母に感謝するかぁ…知らなかったなぁ
現在の風習では単にこどもの成長と幸福を願う日として一般的になじみがあるのではないでしょうか。
端午の節句と同日ですが別物とのこと。
伝統的な過ごし方
- 鯉のぼり
- 兜、五月人形
- 菖蒲湯
- 柏餅、ちまき
などが代表的なこどもの日の象徴ですね！それではもう少し詳しくご紹介していきます★
鯉のぼり
鯉のぼり、または鯉幟は、こどもの日（端午の節句）に飾られる伝統的な旗です。カラフルな鯉の形をした旗は、風になびきながら家の外や庭に掲げられ、子どもたちの成長と健康を願う象徴とされています。
鯉のぼりの由来と意味
鯉のぼりは中国の伝説に由来しています。伝説によると鯉が川を上り龍門の滝を乗り越えると龍になるとされており、この物語は努力と根性で困難を乗り越え、高い地位や成功を得ることを象徴しています。
日本ではこの話を子どもたちの成長や成功への願いと結びつけ、鯉のぼりを飾る習慣が生まれました。
鯉のぼりの種類と意味
- 黒鯉（マゴイ） 一番上に掲げられ、家族の父親を象徴します。
- 赤鯉（ヒゴイ） 次に掲げられ、母親を象徴します。
- 青鯉: その下に掲げられ、子どもたちを象徴します。
- 吹流し（ふきながし）: しばしば風に向かって泳ぐ鯉のぼりの前につけられ、色とりどりで装飾が施さ れています。
兜、五月人形
兜（かぶと）や五月人形は、日本のこどもの日（端午の節句）において重要な役割を果たします。
主に男の子の成長と健康を祈るための伝統的な飾りです。
兜について
兜は古代の武士が戦いの際に頭部を守るために着用していた戦闘用の頭巾です。こどもの日に飾る兜は子どもたちが生涯強く健康であることを願って家庭内で飾られます。
他には邪気から子どもを守るという意味合いも持ち合わせています。展示される兜は実用的なものではなく、装飾用として豪華に作られていることが一般的です。
五月人形について
五月人形は端午の節句にちなんで男の子のために飾られる人形で、一般的には武将や英雄の姿を模したものが多いです。
これには歴史上の英雄、例えば源義経や武田信玄などの姿をした人形が含まれ子どもたちがこれらの英雄にあやかって
勇敢で立派な大人に成長することを願う意味が込められています。
展示の意味と方法
人形や兜を飾ることには子どもを災いから守り、無病息災で健やかに育てるという願いが込められています。
展示は通常、家のリビングルームや玄関など、よく見える場所に設置され、節句が終わるまで飾られ続けます。展示には、兜や人形の他に、菖蒲や鯉のぼりなど他の端午の節句に関連するアイテムも一緒に飾られることがあります。
菖蒲湯
菖蒲湯（しょうぶゆ）は、日本の端午の節句（5月5日のこどもの日）に行われる風習の一つで、この日に菖蒲の葉を浴槽に入れて入浴します。この習慣は、子供たちの無病息災と健やかな成長を願うために行われます。
菖蒲湯の起源と意味
菖蒲湯の起源は古く、中国から伝わったとされる説もあります。菖蒲には強い芳香があり古来から邪気を払う効果があると信じられています。日本では、菖蒲が「尚武（しょうぶ）」とも発音されることから、武士の武勇にちなんで、男子の勇敢な成長を願う意味合いが込められています。
菖蒲湯の効能
菖蒲にはリラクゼーション効果の他にも、血行促進や抗菌作用があるとされ風邪の予防や健康増進に役立つとされています。
また、菖蒲の成分が皮膚を刺激し、体を温める効果もあるため、疲労回復にも効果的です。
菖蒲湯の入り方
伝統的には、菖蒲の葉や根をそのまま浴槽に浮かべるか煮出してからその水を浴槽に入れます。
現代では、菖蒲のエッセンスを使用した入浴剤も市販されており、手軽に菖蒲湯を楽しむことができます。入浴時には、家族が一緒に風呂に入ることで家族の絆を深めるという側面も大切にされています。
柏餅、ちまき
柏餅とちまきは、日本の端午の節句（5月5日、こどもの日）に食べられる伝統的な食べ物です。
柏餅（かしわもち）とは
柏餅は、もち米の生地であんこを包みカシワの葉で包んで蒸し上げた和菓子です。
カシワの葉は落葉する前に新しい葉が出る特性を持っているため、子孫繁栄や家系が絶えないことを象徴しているとされます。そのため、柏餅は後継者の繁栄と健康を願う節句の食べ物として選ばれています。
ちまきとは
ちまきは、もち米やうるち米を笹の葉や竹の葉で包んで蒸した料理で元々は中国の端午節に由来する食べ物です。
日本におけるちまきは、具材や味付けが地域によって異なることが特徴です。
一般的に、関西地方では甘い味付けのもち米を使用し、関東では塩味がきいたもち米に豚肉やしいたけ、筍などの具材を加えることが多い。
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まとめ
こどもの日は、日本の文化の中でも特にカラフルで楽しい祝日の一つです。
2024年も伝統的な行事を楽しみながら子どもたち一人一人の成長を祝い、家族としての絆を深める素晴らしい機会になることでしょう。
もうすぐ迎えるこどもの日、しっかり準備をしていきましょう！
