ユネスコ世界ジオパークに認定された「山陰海岸ジオパーク」の主要な見どころである「はさかり岩」(県指定名勝)や、「淀の洞門」も見渡せる海水浴場
関西圏内で透明度の高い海を楽しめる数少ないスポットとして、人気がありますが混雑しないところもこのビーチの特徴の一つ。
- シュノーケリングで生き物観察がしたい
- 綺麗な海で海水浴がしたい
本記事では、こんな希望を叶えてくれる穴場スポット『切浜海水浴場』についてご紹介していきたいと思います。
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中
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切浜海水浴場 概要
切浜海水浴場 概要 | |
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〒669-6216 兵庫県豊岡市竹野町切浜 | |
0796-47-1080(たけの観光協会) | |
複数箇所あり(有料) | |
複数箇所あり(有料) | |
有り | |
2件あり | |
不可 | |
アクセス
駐車場
有料の駐車場が2か所あります。
今回は切浜海水浴場「北側の道路」から入って”右手の駐車場”を利用しました。
海が見えてくると道路が左右に分かれおり、右手に駐車場・シャワー・更衣室の案内がありました。
駐車場・シャワー・更衣室の3点セットで「2,000円」
※シャワーは時間無制限で使用できるとのことでこちらの駐車場の利用に決めました。
駐車場はこんな感じで、地面に区画されたロープに従って駐車していきます。
ちなみに、空いているところであれば自由に停めてOK。
10:00頃到着したのですが、写真の通りガラガラでしたので”穴場感”を感じましたね。
切浜海水浴場 ビーチ
駐車場から出てすぐのところから臨む切浜海水浴場のビーチ。
明らかに透明度が高いことがわかります。
テンションが上がる一瞬ですね!
ビーチから海側の風景は素晴らしく絶景。
天候にも恵まれて気持ちいい風が吹いていますが、「砂浜が少し汚い」。
ですが、メインは海の中!あまり気に留めずテント設営に向かいました。
ビーチ東側は漁港となっており、ブイがあるところまでしか遊泳できません。
西側には岩場(魚がいそうな雰囲気)でしたので今回はビーチ西側を攻めました。
そして、海水浴を楽しんでいる様子です!
波は少しだけ強め、幼児であればコケちゃうくらいの波の強さです。
波打ち際で流される楽しさを感じるにはちょうど良い塩梅。
遠浅ですので少し海に入ってしまえばさほど波の強さは感じません。
シュノーケリングにてお魚観察をしましたが、目撃できた生き物はと言うと
- ヤドカリ
- フグ
- ベラ
- ヨウジウオ
- イシダイ(捕獲しました)
タモを1本しか持って行っていなかったので捕獲に苦労しました💦
岩場のコケ、海藻を目当てにお魚達がご飯を食べにきます。
岩場の無いところはほとんどお魚を目撃できませんでした。
狙い目はビーチ西側の岩場が観察ポイントです。
淀の洞門
幅24m、奥行き約40m、高さ13.8mの洞門は、断層部が日本海の荒波に侵食されてできたものです。
花こう岩の上に火山活動でできた地層が重なっていることや、洞門の天井に断層があるのがよくわかります。
ジオカヌーに乗って海から近づいて見る洞門は迫力があります。
ただし、洞門のまわりは風化しているのであまり近づかないようにしましょう。
また、大昔、大鬼が金棒で穴を開け、根城にした「淀の大王」ら鬼集団をスサノオが退治したという伝説が残されています。(山陰海岸ユネスコ世界ジオパークより引用)
漁港のブイ外は遊泳禁止ですので徒歩で行けないか探検してみたところ、唯一の歩道が「立入禁止」となっていました。
と言うことでアクセス方法はただ一つ、『ジオカヌー』のみとなっています。
詳しくはこちらのショップのHPをご確認ください!
仕方なく写真だけ…と思いましたが、思ったより良い写真が撮れました!
天候にも恵まれて良い思い出作りになりました!
海の家
よどやガーデン
株式会社よどやが運営していらっしゃいます、切浜海水浴場の目の前にある海の家。
他の海水浴場の海の家よりも良心的なお値段で、空いていました!
おいしいごはんを頂きながら、良い景色が眺めます。
そして今回注文したのは、”カレー”とフライドポテト。思いの他量もあったのはうれしい誤算。
カレーは「甘口」と「辛口」から選べます
その他のメニューはこんな感じ
- 焼きそば
- たこ焼き
- カップラーメン
- フロート
- etc…
ブログを拝見する限り”BBQ”もできるみたいですね!詳細はブログを確認してみてください。
chill
こちらも切浜海水浴場海岸沿いにある海の家。
“切浜海岸に新たにオープンしたビーチカフェ「chill」 メニューは、アイスカフェラテやピザなど、夏の海岸にぴったりなメニューを用意しています。 また、オーシャンビューの座席では、暑さをしのぐことができます。”(Google mapより引用)
お店の入り口がわからなかったのでお店と言うことに気づきませんでした💦
周辺スポット
先ほどまでは『切浜海水浴場』についてご紹介しました。
続いて周辺のスポットに触れていきたいと思います。
三柱神社
海岸の後方にある「三柱神社」。
階段を上ると鳥居の奥に神社(無人)があるのですが”スズメバチ”が多数飛んでいましたので
奥まで確認することができませんでした。
上まで上ったところから臨む海岸はすごく綺麗だそうです。(Google map 口コミ)
はさかり岩
洞門の天井が崩壊し、直径3~4mの丸い巨大な岩が海にそそり立つ2つの岩柱の間に挟まっています。
はさかり岩を作っているのは、日本海が開き始めるころの火山活動でたまった岩石です。
中に入っている白っぽい岩石は、その当時周囲にあった花こう岩が取り込まれたものです。
道路沿いから見られますが、ジオカヌーで海へ出れば、すぐ側で迫力を感じられます。
切浜海水浴場へ持って行く必需品
先ほどまでは、切浜海水浴場のご紹介をしてまいりました。
次は海水浴全般及び、『切浜海水浴場』へ持って行くべきアイテムをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
日焼け止め
紫外線から肌を守るために必須です。高SPFのものを使用し、定期的に塗り直しましょう。
別記事にて「紫外線対策について」まとめていますので、参考にしてみてください。
レジャーシート、またはビーチチェア
ビーチチェア
砂浜に座る際に便利ですし、直接座ると火傷してしまいますので必須アイテムですね!
あまり軽量過ぎても風で倒れたり、転がったりするのでこのくらいの重量感をおススメします
レジャーシート
無印良品の人気商品『ジュート ピクニックシート』。
テント
ポップアップテントがお手軽でおススメ。
ペグを使えない砂浜、日よけと荷物置き・休憩が出来ればOK!、安価で一つは持っておきたいアイテムです。
ライフジャケット
安全第一、命を守る第一アイテム!
ライフセーバーが不在なことから、絶対に必要なアイテムです。(お子様には必ず着用させてください)
マリンシューズ
安全第一、足を保護する最適なシューズ。
ビーチサンダルやクロックスなどは脱げてしまいますし、何より滑りますので海では厳禁。
岩場が多い切浜海水浴場では必須アイテムです!
まとめ
『切浜海水浴場』の実際に訪れた様子をご紹介しました。
- 生き物が豊富でシュノーケリングが楽しめる
- 混雑していない穴場ビーチ
- ユネスコ世界ジオパークに認定されたスポットが2つもある
『写真映え』がすごいビーチでしたね!
ぜひ、夏の思い出に『切浜海水浴場』に訪れてみてください!きっと良い思い出作りになると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。