兵庫県丹波篠山に位置する「篠山チルドレンズミュージアム」（通称ちるみゅー）は、廃校を活用して作られた
親子向けの体験型ミュージアム。
廃校になった小学校の建物を利用したこの施設は、親しみやすく温かみのある雰囲気が魅力。
館内には「遊び」と「学び」をテーマにした様々なエリアがあり、子供から大人までの子供が楽しめるプログラムが豊富に
揃っています。
そして、このミュージアムの特徴は、ただ展示物を見て回るだけでなく
『子供たちが実際に触れて、感じて、創造する体験ができること。』
子供の好奇心をかき立て、親子の絆を一層深めることのできる丹波篠山チルドレンズミュージアムで実際に遊んできましたので、その様子をお届けしたいと思います。
ぜひ、最後まで読み進めてください！
篠山チルドレンズミュージアム 概要
それでは、はじめに篠山チルドレンズミュージアムの概要をお伝えします。
| 篠山チルドレンズミュージアム 概要 | |
|---|---|
| 〒669-2545 兵庫県丹波篠山市小田中５７２ | |
| 079-554-6000 | |
| 3月から12月の土・日・祝、および夏休み期間中の水・木・金曜日。 | |
| 平日（夏休み除く）と、冬期（1月から2月） | |
| 開館時間 | 10:00から17:00 （最終入館は16:30まで） |
| https://www.chirumyu.jp/ | |
| https://www.instagram.com/chirumyu.jp/ | |
| 乗用車：150台 バス：5台 （無料） | |
アクセス
「篠山チルドレンズミュージアム」は、兵庫県丹波篠山の自然豊かなエリアにあります。
お出かけ感もたっぷりですので、親子でのちょっとした日帰り旅行にもぴったりのスポット。
電車・バスでのアクセス
バス時刻（土・日・祝）
（行き）「篠山口駅」15:38発→16:01「篠山営業所」乗換16:35発→16:54「丹波東雲」着。
（帰り）開館時間中はありません（丹波東雲8:00発→「篠山口駅」9:32着のみ）
帰りのバスは開館時間中に無いので、お車でのアクセスが必須の場所になっています。
車でのアクセス
- 舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」より25分
- 阪神高速「池田木部第２出口」より45分
- 京都縦貫道「丹波IC」より25分
篠山チルドレンズミュージアムのみどころ
「篠山チルドレンズミュージアム」には親子で楽しめる様々なエリアが揃っており、子供たちの興味を引き出しながら楽しい学びの時間を過ごせる工夫が満載。
敷地内の端から端まで楽しめますので、順を追ってご紹介していきます！
篠山チルドレンズミュージアム 入館
入口がこちら、奥には昔ながらの校舎とだだっ広い広場が広がっており、ワクワクします✨
正面に見えるフェンスに、その日のイベント情報が掲載されていますので必ずチェックしましょう。
チケット購入
入口をくぐって左側にチケット売り場があります。
チケットのお値段は以下のとおり。
| 一般（税込み） | 団体（税込み） | |
| 大人（高校生以上） | 700円 | 560円 |
| 小人（小・中学生） | 500円 | 400円 |
| 幼児（２才以上～就学前） | 250円 | 200円 |
年間パスポート
| 大人（高校生以上） | 2,100円（税込） |
| 小人（小・中学生） | 1,500円（税込） |
| 幼児（２才以上～就学前） | 750 円（税込） |
スタンプラリー
篠山チルドレンズミュージアムでは、『スタンプラリー』が楽しめるのですが、台紙はこのチケット売り場で
販売されています（100円）。
子供と一緒に計10か所のスタンプを探し回るのは、もう冒険そのもの。
隠しスタンプもあるのでぜひ、チャレンジしてみてください。
スタンプを全部揃えたご褒美にちるみゅーの『ステッカー』が貰えます。
（全10種）
ぜひステッカーをコンプリートしましょう！
篠山チルドレンズミュージアム 広場
ミュージアムを囲む丹波篠山の自然の中には、子供たちが思い切り遊べる屋外遊び場が広がっています。
砂場や子供が登れるオブジェなど子供が喜ぶ遊具が充実しているため、エネルギーを発散させるのにぴったり。
また、自然を感じながら遊ぶことで四季の変化を感じ取る貴重な体験にもなります。
天気が良い日は、ピクニック気分でお弁当を持参するのもおすすめです。
ボールや縄跳びなど、遊び道具を借りることが出来るので手ぶらで来れるのもポイント。
見渡すとこんな感じ
篠山チルドレンズミュージアム シャボン玉ゾーン
老若男女、時を忘れて夢中になれるシャボン玉ゾーン。
上手くシャボン玉を飛ばすのには少しコツが必要✨
その他、砂場やちるみゅーの里山「ごんた山」を探検したり、宝探しゲーム（有料）もできます。
篠山チルドレンズミュージアム 館内
「篠山チルドレンズミュージアム」の館内には、子供たちの好奇心を引き出すための体験型エリアが
いくつも用意されています。
建物自体が元小学校ということもあり、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気が漂い、
親子でリラックスして過ごせる空間となっています。
各エリアでは、遊びながら自然に学べる工夫がされており、親子で楽しく一日を過ごすことができる工夫が満載！
くるくるグラフィティ
ぬりえや工作ができるくるくるペーパーは100種類が回転ずしのように周ってきます。
中には昔懐かしいおもちゃが展示されており、大人の方は小さかったころの思い出がよみがえることでしょう。
筆記用具もしっかり用意されていますし、子供は夢中になるのですっかり時間を忘れてしまう空間です。
ちるみゅー城
篠山の木でできた秘密基地のような遊び空間で、教室の一室まるごと遊べるので子供たちに一番人気のゾーン。
河合隼雄の子ども部屋
名誉館長の故・河合隼雄さんに関する書籍や、どんな人だったのかを知ることができます。
河合隼雄さんが日本に紹介した箱庭療法のセットも展示されており、興味をそそられるお部屋です。
こんな昔の書籍もあり、非常に貴重な資料が展示されています。
世界の10歳
世界の子どもの暮らしを知るお部屋になっています。
子どもサイズの各国民俗衣装が着られ、撮影ブースもありますので親目線でとっても嬉しい空間です。
普段着られない服が沢山ありますので、とっても楽しいです！
子ども横丁
おじいちゃん、おばあちゃんもなつかしい、昭和時代のおもちゃを体験。
僕はベーゴマにチャレンジしましたが、上手に回せませんでした笑
駒回し対決をしている子供たちが大盛り上がりで、見ているこちらも白熱しました！
ひみつボックス
たくさんのお手製おもちゃで遊べる広いスペース。
小さいお子様～小学生くらいまでは十分楽しめると思います。
どんな人が作ったおもちゃなのか、ボックス内に紹介されています。
「大事に使って遊ぼう」と言う気持ちになれます。
こちらはフェルトで作られたピザ。
最初は具材がばらばらになっており、ピザづくりに夢中になる子供とおままごと遊び♪
こちらは盤上の球をゴールまで導くおもちゃです。
盤を傾けて、穴に落ちないようにゴールを目指すのですが難易度がめちゃくちゃ高い笑
絵本の部屋
約6,000冊の蔵書が保管されているちょっとした図書館のようなスペース。
ボランティアの方による読み聞かせが開催されていることがあります。（毎日の開催ではありません）
昨今、絵本の読み聞かせを体験できる場所は非常に貴重ですね✨
ワークショップ
あそびを通して創造性を育てる体験学習ができるワークショップ。
間違いなく、篠山チルドレンズミュージアムの目玉と言えるでしょう。
過去に体験したイベント・ワークショップ
年に数回遊びに来るのですが、行く度に様々なワークショップやイベントが開催されています。
ここでは実際に体験したイベントやワークショップをご紹介したいと思います。
丹波篠山人形劇フェスタ
人形劇のイベントと同時に、郷土料理の数々販売されておりました。
人形劇は無料の劇、有料の劇と分かれておりました。
こちらは丹波篠山ならではの『黒豆ごはん』、『しし汁』（猪肉の味噌汁）、『さつまいも』。
どれもおいしく、少し肌寒い中で食べるしし汁は絶品でした✨
こちらは揚げたての『さつまいもチップス』。
ちるみゅー入館100万人記念イベント
子供は漏れなく大好きなしょぼん玉
竹の水鉄砲づくり
雨天＋満員だったので、諦めていた『竹の水鉄砲』づくり。
雨天の為、数々のイベントが中止になってしまったこの日、晴れ間が出てきた隙にアナウンスが…
「竹の水鉄砲づくりを広場でやります～….」のアナウンスが‼
数量限定でしたので走った走った笑
子供たちは夢中で作った竹の水鉄砲で的を狙っています
幼児～小学生までみんな楽しめるイベントでした。
勾玉づくり
見ずにつける勾玉用の石（滑石）に勾玉の形を書き、コンクリートブロックで削っていきます。
仕上げには見ずに浸ける→サンドペーパーで削るを繰り返し、完成。
削りカスで服が汚れますので、汚れてもOKな服装で臨むのがGood
ご自宅でもチャレンジできます
スライムづくり
よくあるスライムづくりです。
焼きリンゴ＆ウインナー
まずはリンゴを専用の調理器具で写真のように切ります。
少し力が要りますので大人の方にやってもらいましょう。
りんごを焼くための燃料を探しに『ごんた山』へ散策に向かいます。
子供たちを牽引してくれますのはちるみゅースタッフの「イマモン」
山に散策に行くことなんて想定していなかったので超ワクワクでした！
ウインナーを突き刺す枝と、燃料の葉を採取した様子。
籠は無料でレンタルできますので、安心して手ぶらでの参加が可能です。
ウインナーを突き刺す枝は先を、クラフトナイフで尖らせます。
小さいお子様には危ないので注意して削っていきましょう。
用意された炭（着火済み）にごんた山で採取した葉を投入し、アルミで覆ったりんごを乗せていきます。
そして焼きあがったりんご。
いい香りがしてとっても美味しかったです！
シナモンはお好みでかけることが出来ます。
こちらは焼きあがったウインナー。
枝に突き刺して、焼き加減は自分のお好みで。
自然の中で自分で調理し、たべる食事は唯一無二の美味しさ✨
篠山チルドレンズミュージアム内のグルメ情報
リストランテ・ブー
週替わり「給食こんだて」のほか、お子様用カレーやうどんなどのメニューがあります。
きなこパンは鉄板メニューですので、ぜひご賞味ください！
大人気の給食こんだては、数量限定となっています。
前日までの予約が必要、レストラン自体の予約も可となっています。
予約はコチラから
テイクアウトカフェ「chirumyu cafe」
ソフトクリームやきなこパン、季節に応じたドリンクなども提供されております。
ソフトクリームは自分でコーンへ注ぐことが出来るため、お子様にとっても非常に嬉しいサービス。
駄菓子屋さん「ミュージアアムショップ・プー」
昔ながらの懐かしい雰囲気がある駄菓子屋さん。
子供のおこずかいで購入できる価格帯のお菓子が揃っており、大人の方でも『小さいころよく食べたお菓子』がありますので懐かしみながら店内を楽しむことができます。
まとめ
丹波篠山チルドレンズミュージアムは、子どもたちの好奇心を刺激し、家族みんなで学びと楽しさを共有できる特別な場所です。
自然に囲まれた広々とした環境の中で、子どもたちは五感をフルに使って遊び、創造性を育むことができます。
また、親子で一緒に体験できるプログラムやイベントは、普段の生活では味わえない貴重な時間を提供してくれます。
ぜひ、次のお休みには丹波篠山チルドレンズミュージアムを訪れてみてはいかがでしょうか？
家族の思い出をたっぷり作れること間違いなしです！
最後までお読みいただきありがとうございました。
